解放の役事が清平の役事です。
人間が発展しようとすれば、神様の愛の段階を万物から訪ねていくのと同じように、
地上世界のすべてのサタンは、現象世界を中心として万物にくっついているのです。
霊界に行っていないというのです。
万物にまでいるのですが、万物では駄目なので、人にすべてくっついていくのです。
復帰できる人にくっつくのです。
これはなぜでしょうか。
すべての万物の愛を代表するのが人間だからです。
人間が愛を完成できる道であり、すべての愛の段階を越えることができる本体なので、
そこにくっついて自分も解放を受けようとするのです。
ですから、解放の役事が清平の役事です。
先生がいれば、霊界と肉界のすべての愛を総合して解放できるこのような場にいるので、
サタンはすべて人間にくっつくのです。霊界が空っぽになっているという話は、ここから出てきます。
ですから、地上が問題だというのです。
(二九三-二四九、一九九八・六・一)