「真の父母様は体をまとわれた神様」8大教材教本 天聖経
8大教材教本 天聖経
第6巻 人間の生と霊魂の世界
第3章 真の父母様と霊界
1) 真の父母様の権限と使命
①真の父母様は体をまとわれた神様 P925
神様は無形でいらっしゃるので、霊界に行っても見えません。
それゆえに神様は、体をもった父にならなければならないのです。
体をもった父になることによって、無形と有形が一つになるのです。
それは宇宙が一つになることを象徴します。
神様は、体をもつためにアダムとエバを造りました。
体をもつには愛だけが可能です。
愛があってこそ神様の形状に似た体を備えるようになります。
アダムとエバが神様の体を備えれば、彼らの心の中に神様がいらっしゃって、地上世界と無形世界を統治するというのです。
神様の王国をつくるのです。
神様の王国は、愛の王国だというのです。
愛を中心としてこそ霊と肉が一つになるのであって、他のものでは一つになれないのです。(143-93,1986.3.16)
神様は、神様と人間が主体と対象として縦的な愛の関係を完成させることだけを目標とされたのではありません。
縦的な愛を完成して、アダムとエバの横的愛の結実をもたらそうとされたのです。
その瞬間が、正に内的父母であられる神様が外的父母であるアダムとエバと完全一体を成すために臨在される、
愛の理想成就の瞬間です。
無形の父母であられる神様が、アダムとエバの形状をもって有形世界に永存なさる父母になるのです。
この時アダムとエバは、真の父母、真の先祖になるのです。(135-10,1985.8.20)
神様が心と体に宿った、そのような愛をもった男性と女性が結婚すれば、それは誰の結婚になりますか。
誰の結婚になるのかというのです。
人間の結婚であると同時に、神様の結婚です。
驚くべき話です。
既成教会の信徒たちから見ると、驚き倒れる話です。
「あんなことを言うから異端だと言うのだ」と言うのです。
異端は誰ですか。本当の異端は誰なのか、霊界に行ってみてください。(248-284,1993.10.3)
本来、アダムとエバは何ですか。
神様の長男、長女です。
神様は天宙すべてを創造した万能の王であり、アダムとエバはその王の子女なのです。
王の息子と王の娘が絶対者である神様の愛を中心として一つになり、神様と一つになったその基準に立たなければなりません。
それがアダムとエバの位置です。
言い換えれば、アダムとエバは、 地上天国と天上天国の王にならなければならないというのです。
皆さん、神様の姿は霊界に行っても見えません。
姿が見えないのです。
神様の創造目的は何ですか。
御自身の形をもつことです。
姿をもちたかったというのです。
(250-37,1993.10.11)